
AIの技術を駆使して
識別機の“脳”をつくる。
開発(ソフト)
コンポーネント製品開発部
D.H
2017年入社
私は開発部のなかでもソフトウェアを担当しており、AIを活用した紙幣の識別アルゴリズムを開発しています。具体的には、読み込まれた画像データをもとに、機械が金種判定や真偽判定、損券判定といった情報処理を行うためのプログラムを構築しています。この仕事におけるポイントは、情報処理にかかる時間の短縮と判定の正確さを両立させること。判定時間を短縮できても正確でなければ意味がありません。逆に正確に判定できていても、時間がかかってしまっていては実用的とは言えません。処理時間を切り詰めつつも、正確さを損なわないようなギリギリのラインを探る…簡単ではありませんが、開発者としては非常に“面白い”仕事です。

プログラミングは複数のアルゴリズムの組み合わせで構築されており、何度も試行錯誤しながら課題を解決していきます。開発を進めていくうえで予期せぬエラーやトラブルはつきものですが、最終的に自分の思いどおりにプログラムが動き、正確な結果を出すことができた時の達成感はひとしおです。
今後のキャリアアップに向けて、機械そのものを動かす『組み込みシステム』の開発にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。組み込みもアプリもアルゴリズムも分かる、そんなオールマイティな人材になることが今の目標です。目標の実現のために、まだ小規模ではありますが設計から実装を担当したり、組み込みシステムに関連した資格の勉強に取り組んだりと、スキルアップに励んでいます。


08:30 |
出社/メールチェック 現在進行しているプロジェクトのスケジュールもしっかり確認! |
09:00 |
開発業務 バグやエラーを早期に発見するため、テストを繰り返しながらアルゴリズムを開発。後々の修正・改善を考慮し、ソースコードの可読性を高めることも意識しています。 |
12:00 |
昼食/午後のスケジュールを確認 |
12:45 |
進捗会議 機構・電子・ソフトの垣根を越えて課題解決に向けて意見を出し合います。 |
15:00 |
開発業務 情報処理を機械に学習させるためのツールの作成も任されています。国内だけでなく海外の拠点でも使用されるため、ユーザーが直感的に操作できるツールの作成を心がけています。 |
18:00 |
その日の振り返りをして退社 |
