自分が手がけた電気系統が
『パーツの集合体』を『機械』に変える。

開発(電子)

コンポーネント製品開発部

S.R

2017年入社

都心部で開発に携われる、ちょっとレアな会社。

私が就職活動時代に探していたのは「大阪で電気・電子回路の設計ができる会社」でした。ただ、開発拠点が工場に併設されている会社が多く、必然的に勤務地は郊外に…。そんな時、大学の就職課で紹介してもらったのが当社です。開発拠点が大阪市内・東京都区内の2拠点にあり、都心部で開発ができるという点に魅力を感じて説明会に参加しました。 元々はたくさんのお客様に手に取っていただけるBtoCの製品を開発したいと考えていたのですが、説明会で当社の識別機を見て考えが一変しました。一瞬で紙幣を読み取るセンシング技術、世界中の紙幣に対応した識別アルゴリズム…小さな機械に詰まった高度な技術に驚き、強く興味を惹かれました!自分の手がけた製品が世界中で活躍する、そんなワクワク感も入社意欲を高めた要因のひとつです。

莫大な情報量を小さな基板に落とし込む。

私の主な業務は機械を動かすために必要な電気系統すべての設計・開発および検証評価です。CPUやFPGAなどの電子部品をはじめ、電気を動力に変換するモーターやソレノイド、基板同士を接続するハーネス、紙幣を検知したり識別を行うセンサなど多種多様な部品を選定し図面に落とし込みます。その後、波形解析などの回路検証から静電気試験、また世界各国の各種認証や規格に適合しているかの試験も行います。 基板ひとつをつくるのにかかる期間は約半年。長い時間を要する分、正常に動いた時の達成感は凄まじいものがあります。正直、難易度の低い仕事ではありませんが、課題を一つひとつクリアしてレベルアップできる楽しさを味わうことができる仕事です。

09:00

出社/メールチェック/打ち合わせ

10:00

設計業務

要求仕様を満たすための回路を考えたり、CADを使って回路を図面に落とし込んで行きます。設計の根拠などを記した資料の作成も行います。

12:00

昼食

12:45

プロジェクトミーティング

機構担当・ソフト担当とミーティング。仕事の進捗を報告し、今後の進め方をすり合わせます。

14:00

検証業務

設計通りに基板が動作しているか、オシロスコープを使用した波形検証を行ったり、ソフト・機構と協力して製品の動作が正しく出来ているか、紙幣の識別が正しく出来るかなどの評価をします。

16:00

取引先来客対応

開発部という名前ではありますが、社外の方と関わる機会は少なくありません。

17:30

退社