世界の140を超える国や地域の貨幣に対応しているJCMのテクノロジーは、人とお金の信頼関係の構築・維持に貢献してまいりました。現在、新興国を始め世界中で貨幣処理の省力化・高セキュリティ化を求める声が高まっています。

JCMは、これまで培ってきたコアテクノロジーをより一層発展・応用させ、貨幣流通において市場と価値を創造し続ける真のグローバル企業を目指しています。

JCMのグローバル展開

販売、カスタマーサポート体制

世界各国を事業活動対象として展開しているJCMの販売、カスタマーサポート・ネットワークは、ゲーミング市場を中心に培ったネットワークがベースとなっています。迅速かつ的確なカスタマーサポート体制を構築するとともに、マーケットの活きた情報を集約・相互利用し、お客様へ新たなビジネス・ソリューションを積極的に提案しています。

お客様満足への取組み

当社では、製品知識の向上やメンテナンス・調整・交換などについて、カジノホールのスタッフを対象として、カジノ運営や専門技術の知識を持つJCMインストラクターによる定期的なトレーニングを実施しています。技術的支援やノウハウの提供を通じて、お客様が当社製品を最大限に利用していただけるよう、様々なサービスプログラムによるサポートを行っています。

生産体制

当社は、開発から組立てまで自社一貫体制を整備し、生産については、日本国内は長浜工場(滋賀県)、海外はフィリピンを中心とする体制を構築しています。また、国際調達組織(International Procurement Organization)を設置し、グローバル規模での部品調達の平準化とコストダウン活動の推進を通じて、国内外の生産機能の完全一体化を進めています。

長浜工場
拡大
日本(長浜)
フィリピンの工場
拡大
フィリピン(マニラ)

品質保証体制

製品への信頼確保を支える品質保証のネットワークとして、当社は独自のクオリティ・マネジメント・システムを構築しています。その特徴の一つに、コアテクノロジーである貨幣鑑別・識別ソフトウエアの品質評価を行うSQA(ソフトウエア品質保証)部門があり、日本・米国・ドイツ・タイの4拠点に展開しております。SQAでは、世界中の通貨情報を収集しつつ、品質基準をグローバルに統一して、デザインレビューへとつなげる「品質保証」と、モノづくりの標準化を図る「品質管理」の両輪で構成しております。お客様に最適な、品質(Quality)、コスト(Cost)、デリバリー(Delivery)のQCDの改善を進め、さらなる品質の向上を目指してまいります。